L'Eroica出展リポート

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"エロイカ"はパンドーラの箱??

去る2016年5月14日と15日の両日"エロイカ"に出展してまいりましたのでリポートいたします。

イベントとしての"エロイカ"の正式名称は、
"L'Eroica OFFICIAL EVENT Eiyu JAPAN 2016"です。

以下大会規約抜粋
"
L'Eiyuは、2016 年 5 月15 日(日)山梨県富士河口湖町で行われるサイクルイベントです。(競技ではありません)
過去のサイクリングスタイルに触発され、ルートは砂利道を含みます。自転車は、「Bici Eroiche」ビチエロイカと呼ばれるビンテージバイクを使用するイベントです。
ビチ・エロイカとは、BICI EROICAとは、19世紀後半から1987 年までに製造・販売されたスチールフレームのロードレース用バイクを意味します。1987 年以前に製造されたアルミフレーム(Alan, Vitus 製)やカーボンフレームの参加も認めます。....
"
との事で、詳しくは、大会規約にそのガードラインが示されています。

大会規約
http://eroicajapan.jp/regulation

要するに30年以上昔の古い自転車に、往時を偲ばせる装束に身を包んでライドすると言う事です。イベント当日、現地の雰囲気を言葉で表現すると、"ガチのタイムスリップコスプレ"とでも言いましょうか、、、、ちょっとしたオタクフェスティバルなのでありました。
「はて、、30年前。」
でも、振り返ってみると、当時の日本でスポーツ自転車と言えば"スポルティーフやランドナーでの旅"であって、ロードレースと言うものが一般的ではなかったと思います。
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だからか、今回エントリーされた自転車のその多くがヨーロッパ製でした。そんな自転車のタマ数は少ないはずですが、しかし、日本にもマニアは居たのです。30年どころか半世紀も昔の自転車が大集合してていたのには驚きました。さらには、戦前戦後、はたまた昭和初期の猛者までが現役で走行すると言う、大ビックリイベントなのでありました。そして、その車両が"レーサー"なのですから、改めてヨーロッパの自転車文化の歴史の厚みを再認識いたしました。
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さて、そんなガチなビンテージのイベントに、どうして我が"BIWAKOGUMA BICYCLES"が、大変なアウェーにもかかわらず出展なんかしていると申しますと、奇遇な"出会い"なのであります。去る2月のNAHBS2016出展の折に、現地USAの"eroicacalifornia"の代表のHatakeyama氏とお知り合いになり、意気投合、エロイカでの出展の依頼を受け、日本の"Eiyu JAPAN"のマルコ・ファバーロ氏とコンタクトをとって、、、、と言う逆輸入スタイルな事情なのでした。現在の"BIWAKOGUMA BICYCLES"は、わりとグローバルなくせに日本国内の業界事情にはトンと疎いと言う、チグハグ事になっています。でも、当初から日本の業界に根を下ろすスタンスから始めていたなら、たぶん、最初から敬遠してエロイカには出展はしなかったと思います。
「食わず嫌いはいけない、、、。」
結果から言うと、予想通り"フレームビルダー"としてのビジネス面はサッパリだったのですが、大変な勉強をさせていただいたと思っております。
1つは、ビンテージの世界が、思いの外カラフルだった事を知りました。"50年前"と言えば、我々のイメージはモノトーンですが、当時から自転車は鮮やかなカラーで彩られており、その現代には無い色艶の微妙なトーンはモダンで新鮮に感じましたし参考になりました。それと、ウールのジャージも発色が綺麗でした。
2つ目は、スチールの良さを再認識できた事です。昨今の自転車の世界では、ポリッシュやメッキは絶滅危惧種ですが、クロームメッキやポリッシュのパーツは、やはりキラキラとして綺麗なモノなのでした。これは金属、特にスチール製の特権だと思いました。
3つめ、スチールバイクは寿命が長い。鉄材の厚みが違うと思いますが、50年前のスチール製の自転車が今でも普通に乗れる事は驚きです。これは"終の自転車"として重要な資質と言えます。機械も、当時既に変速機構が普遍的な機能として装備されていて、今回のコースにある13%を超える上り坂にも対応し90kmを走り切ってしまうのでした。まあ、ブレーキはダメで、下りはメッチャ怖いらしいですが、、、必ずしも最新の機材でなくとも自転車は楽しめると言う事です。
等々、これからの自身の自転車作りの方向性について良い刺激を受けましたので、次回作に向けて思案しようと思ったのであります。"エロイカ"はパンドーラの箱では無かったのです。
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おまけ
今回の出展は、自転車としては、エロイカに参加される層には全くノーマークに終わってしまったのですが、我が"BIWAKOGUMA BICYCLES"のトランスポーターの方に人だかりが出来たのには苦笑いしました。
車種は、日産ジュニア1972年製です。今年44歳になるそのトラックは、エロイカクラスの用件を軽く満たしているのでした。
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L'Eroica出展

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来る、2016年5月14日と15日の両日に、山梨県河口湖町、西湖いやしの里根場を中心に、

ビンテージ自転車の祭典"L'Eroica official event in Japan"開催されます。

今回、そのメイン会場である西湖いやしの里根場駐車スペースにおいて、

BIWAKOGUMA BICYCLESも出展させて頂く運びとなりましたのでお知らせいたします。

会場へは、"YURI""Galaxy""BIWAKOGUMA 2""おてち""Fuego de cartas""雪月花ーsetsugekkaー"

以上の6台と、今回はフレームのみの展示になってしまいましたが"BIWAKOGUMA ONE"を持って行きます。